発寒にカニ蔵という腕利き探偵がおるそうじゃ。
ガチャッ「はい。カニ蔵探偵社。」
「大変です!メガネが盗まれました。調べてください!」
「なるほどメガネか・・・。おでこに乗ってませんか?」
「あぁ!ありました。さすがカニ蔵探偵。」
「またメガネが無くなったときはメガネブティック中村に行くか、鏡を見なさい。」
ガチャッ
プルルルル・・・・ガチャッ「はい。カニ蔵探偵社。」
「あの~すみません。お腹がすいたんですけど~。」
「なるほど空腹か・・・。起龍のあんかけ焼きそばを食べなさい」
「は~い」
「・・・・・・。」
ガチャッ
『満月食堂の中華丼もめちゃウマイのだが、内緒にしておこう』
このように、カニ蔵探偵社には便利屋と間違えているような電話もかかってくるのじゃった。
カニ蔵はとにかくすごい名探偵で、依頼は全て探偵社を一歩も出ずに解決してしまうのじゃ。
プルルルル・・・・ガチャッ「はい。カニ蔵探偵社。」
「カニ蔵探偵社さんですか。夫の浮気を調査してください。」
「なるほど旦那の浮気調査ね・・・。安心してください。旦那さんのジュニアは2年前から役立たずになってます。」
「え!そうだったんですか!」
「まだ心配ならカネミツ小竹に行って南京錠を購入し、旦那のパンツに付けてください。それと、くれぐれも健康石には触れないように」
ガチャッ
プルルルル・・・・ガチャッ「はい。カニ蔵探偵社。」
「助けてください。ストーカー男に付きまとわれ・・・。付き合ってくれって言うんです。」
「なるほどストーカー被害・・・。では、あなたの顔写真をメールで送って下さい。」
「はい・・・・。今送信しました。」
「着信しました。なるほど・・・。ストーカーはあなたの勘違いです。」
「え?」
「あなたにお付き合いを申し込む男は、大変奇特で勇気のある方です。大切にしてあげてください。」
ガチャッ
どんな依頼でもその場で解決するのじゃったそうな。
プルルルル・・・・ガチャッ「はい。カニ蔵探偵社。」
「あぁ、どうしましょう。お店で年配の男性が倒れています。」
「なるほど男性が・・・。場所はどこですか?」
「小川時計店です。」
「背中のネジを巻いてください。すぐ動きます。」
「わかりました。・・・・あっ!動いた。」
「あまり巻きすぎるとバネがバカになりますので、巻きすぎないでください。」
ガチャッ
どんな依頼でも一発で解決する探偵カニ蔵じゃった。
そして、カニ蔵はひとりごとを言ったそうじゃ。
「昔ばなし風じゃないが、この企画はネタ切れ時にはちょうどいい。」
カニ蔵探偵の活躍もお楽しみに
めでたしめでたし
☆カニ蔵からのお知らせ☆
カニ蔵がツイッターを始めたのじゃ!
hatukitakanizo
右上のボタンでフォローできるのじゃった。
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